ブルワリーとは、英語で「brewery」と表記し、ビールを製造する醸造所や生産者のことを指します。
もともとの英語には規模の制限はなく、大手ビールメーカーの工場にも使われる言葉です。
ブルワリーの種類は多様で、規模や特長によって次のように分類されます。
- 大規模ブルワリー
- マイクロブルワリー
- ナノブルワリー
- ファントムブルワリー
それぞれのブルワリーについて、詳しく紹介しましょう。
大規模ブルワリーは、一般的に大手ビールメーカーの醸造所(工場)を指します。
大手ビールメーカーだけあって設備が整っているケースが多く、中には見学ツアーを実施しており、できたてのビールを試飲できる場合もあります。大規模ブルワリーでそのようなツアーが開催されている時には、参加してみるのもおすすめです。
マイクロブルワリーは大規模ブルワリーよりも小規模で、原料や製造法にこだわり、個性豊かなビールを少量生産しているブルワリーを指します。
一般的に「クラフトビール」を製造しているブルワリーは、マイクロブルワリーに該当することが多いです。
そのため、クラフトビールの会社は名前に「ブルワリー」や「ブリュワリー」と付くところが多く見られます。
マイクロブルワリーのビールは一般流通に乗らないことも多く、通販やビアフェスなど、楽しめる機会が限られる場合があります。
ナノブルワリーはピコブルワリーと呼ばれることもありますが、マイクロブルワリーよりも規模の小さなブルワリーを指します。
いわゆる工場を持たず、自宅のガレージや店舗の一部に小規模な設備を導入してビールを製造しているケースもあります。
規模が小さいことを生かして、こだわりを追求した自由度の高いビールをつくるブルワリーが多いのが特長です。
ナノブルワリーもマイクロブルワリーと同様に、専門店やビアバーなど限られた場所で楽しめる場合が多いです。
ファントムブルワリーは、自社の醸造所を持たずに他の醸造所へ委託醸造する形でビールを生産しているブルワリーです。
一貫して委託醸造を続けるブルワリーもあれば、将来は自社で製造することを目指して、ビールレシピの修行目的などで一時的に委託しているブルワリーもあります。
委託先の醸造所や工場は1つとは限らず、生産するビールの銘柄によって、委託先を複数持つファントムブルワリーもあります。
クラフトビール人気の高まりを受けて、日本でもブルワリーの数が増えています。
一方で、マイクロブルワリー以下の小規模なブルワリーのビールはスーパーやコンビニで見かけることが少なく、探すのは簡単ではありません。
好みのブルワリーを探したい方は、各地で開催されるビアフェスやオクトーバーフェストなどのイベントに参加してみるとよいでしょう。
様々なブルワリーが自社のビールを飲めるブースを出店しているため、飲み比べて好みのブルワリーやビールを見つけられます。
また、ブルワリーによってはビアフェス限定のビールを販売していることもあるので、「知っているブルワリー」の「知らない銘柄」に出会えるチャンスでもあります。
ビアフェスやオクトーバーフェストにはビール好きも多く参加するため、ビールに関する情報交換の機会にもなります。
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ブルワリーに関するよくある質問についてQ&A形式で回答していきます。ぜひ参考にしてください。
ブルワリーとは、ビールを製造する醸造所や生産者のことです。
ブルワリーは新しくできるところも多ければ廃業してしまうところも多く、正確な数を把握するのは難しいです。
公開情報からの推計では、2024年時点で800~900ヶ所超とされているので、単純計算で1つの県に20弱程度のブルワリーがあることになります。
住宅街や高架下など、思わぬところにブルワリーがあることもあるので、少し意識しながら街を歩いてみれば、意外なところにブルワリーを見つけられるかもしれません。